サプライチェーンの構築
全草利用を目指した産業エコシステム構築
- 栽培部会、加工部会、製品開発部会、流通部会が連携し、原料の無駄をなくし付加価値を最大化。
- ヘンプの可能性を広げることで、地域経済の活性化と持続可能な社会を実現します。
What is HEMP
HEMP(ヘンプ)とは、産業用大麻を指す言葉です。マリファナとは異なり、精神作用をもたらす成分であるΔ9-THC(テトラヒドロカンナビノール)の含有量がごくわずか(法律で定められた残留限度値以下)であるのが特徴です。そのため、麻薬としての作用はありません。日本においては、2024年12月の法改正により、従来の「部位規制」から「成分規制」へと大きく転換しました。
ヘンプは非常に丈夫で環境負荷の低い植物として知られ、「サステナブルな資源」として再評価が進んでいます。たとえば、衣服やロープなどの繊維製品、ヘンプシードやオイルなどの食品、さらには建築資材やバイオ燃料、紙などにも使われます。ヘンプは、環境問題への対応や新産業の創出といった観点からも、その多用途性と可能性に注目が集まっています。
多用途な産業資源
衣食住すべてをカバーする
サステナブルな植物
About HEMP HUB
一般社団法人HEMP HUBは、古くから麻の栽培が行われ、「麻績郷(おみごう)」とも呼ばれる三重県多気郡明和町を拠点に設立されました。私たちが目指すのは、産業用大麻(ヘンプ)が持つ無限の可能性を社会に浸透させることです。古来より日本人の生活と密接に関わってきたヘンプは、環境問題、健康、そして地域経済の活性化など、現代社会が抱える様々な課題を解決する鍵となり得ます。当法人は、ヘンプの活用を推進し、新たな産業を創出するためのプラットフォーム(基盤)となることを目的としています。ヘンプ産業に関わるすべてのステークホルダー(生産者、研究者、企業、そして消費者)が手を取り合い、協力できる場を構築することで、
ヘンプの正しい知識を伝え、偏見や誤解をなくす活動に取り組み、ヘンプのサプライチェーンをつくることを目指しています。
私たちは、ヘンプに関する情報の収集・研究、ビジネスモデルの研究・提案、そして普及に向けた課題解決をサポートしています。また、ヘンプを通じた地域活性化活動や、イベントの開催・運営を通じて、誰もが安心してヘンプの恩恵を受けられる未来を、皆様と共に創り上げていきたいと願っています。
Activities
Hemp Utilization
麻は一本の植物から、花穂・種子・茎・根まで余すことなく活用できます。部位ごとに異なる産業用途を持つ「全草利用」の資源です。
花穂・葉
CBD・ウェルネス製品
健康食品、化粧品、サプリメント
種子
食品・ヘンプオイル・プロテイン
ヘンプシード、オイル、植物性たんぱく
茎(靭皮繊維)
衣料・紙・複合素材
アパレル、製紙、バイオ複合材
茎(オガラ・芯材)
建材・ヘンプクリート・敷料
断熱材、ヘンプクリート、家畜敷料
根
土壌改良・ファイトレメディエーション
土壌浄化、地力回復
Hemp Industrialization
種子の育種から栽培、加工、製造、流通、そして再投入まで。一貫したサプライチェーンを構築し、持続可能な循環型の産業をつくります。
種子・育種
優良品種の選抜・種子確保
栽培
生産者ネットワーク・栽培技術
一次加工
繊維分離・脱穀・乾燥
製品製造
食品・繊維・建材・化粧品
流通・消費
販路開拓・消費者への提供
循環
サステナブル資源として再投入
HEMP HUBが産業全体を支えます
Initiatives
全草利用を目指した産業エコシステム構築
部会制による専門領域の深掘り
各部会が専門分野に特化した課題解決と知見の共有を行います
情報収集・発信基盤の構築